位置度の公差域にφ表記の有無 (合格域が違います)

三次元測定機を使用して評価する幾何公差の中に位置度があるかと思います。

公差域の表記に『φ無し』と『φ有り』の表記がある事をご存じですか?

同じ公差域の表記である場合、φ無し公差の方が21%も公差域が広い事になります。

簡単に図解にしてみました。

極稀にφ無し規格で位置度が表記されている機械図面ありますよ。

知っている様で意外と知らない内容を取り上げさせて頂きました。

規格の認識ズレが大事に至る前に未然防止に努めたいです。