誰でも測定可能 パートプログラム手順化の事例

ちょっとした小技を紹介したいと思います。

自動プログラムを回す前に必ずアライメントの測定しますよね。
測定プログラムが多くなると、どの部位でアライメントするか忘れてしまう事ありませんか?
久しぶりに回すプログラムであれば確実に忘れてしまいますよね!!

アライメント個所を間違ってしまったばかりに、
自動測定移行時に衝突してスタイラス破損…。
三次元測定機に慣れていない人、久しぶりに使う人が自動測定するのであれば、衝突するリスクは更に高まると思います。

『図表示』をコマンドを使う事で、アライメント部位を可視化して表示する事が出来ます。
まず面補正面の場所や原点とする個所をどのようにプロットすれば良いか、JPEG画像を作成しておきます。
PartManegaerで『図表示』→JPEG画像を選択し、アライメント測定前に選択した画像を表示させる様にします。

どうです?結構便利ですよね!これで製品を置く方向も間違わずに済みそうです。


その気になれば標準作業をプログラムとして走らせる事も可能です。

アライメント時の面補正面の表示をして指示通りにプロービング

その後、原点~軸とマニュアルプロービングポイントを指示する様にしてみました。

簡単な絵ではありますが、間違った個所をマニュアル測定する事も防止できると思います。

別で標準作業書を作成する手間も省けますね。

簡単な小技ですが依頼された皆様が扱いやすいプログラム作成を心掛けています。
弊社に依頼頂ければ、さらに細かい要望も対応させて頂きます。
是非、ご相談下さい。宜しくお願いします。