面基準の直角度 規格0.1以下(φ0.1以下)、円筒基準の直角度 規格0.1以下
製品図面を見ただけだと、一見同じ要求精度の様に感じると思います。
直角度の表記があった場合、真っ先に面の大きさと、基準円筒の深さを確認します。
円筒基準の直角度で基準円筒が短く、評価平面が大きい場合、
基準円筒の中心ズレが0.001mmでもあると、直角度の測定結果が相当悪くなります。
(メカニズムについては説明が長くなるので割愛します。)
【検証方法UPしました。こちらも併せてチェック!】
三次元の測定結果から直角度の数値を検証
『モノづくりにおける品質とコストは設計で8割決まる』と言いますが、
直角度の表記方法がまさに当てはまると思います。
この様なお悩みも、精度確認結果と合わせて解決の糸口を提案致します。